昇龍拳といえば「ストリートファイター」シリーズの中でも
かなり知名度の高い必殺技だ。
ゲーム内でも強くて有益な技として多用されるため
子供なら一度は真似したことがあるだろう。
昇龍拳はジャンプをしながら
アッパーカットを繰り出す技だと誤解されることが多いが、
実はジャンピングアッパーではないのだ。
家庭用としてPCエンジンに移植された「ファイティング・ストリート」。
商標の関係で改名されているが、
れっきとした初代ストリートファイターである。
これに同梱されている説明書を見てみると、
昇龍拳(当時は「昇竜拳」)とは
アッパーカットとヒザ蹴りを繰り出す技だという説明がある。
実際に見てみると、確かに膝蹴りを出している。
つまり、昇龍拳とは腕と足の複合技なのだ。
上から下まで攻撃判定が広いのも納得である。
ちなみに初代はコマンド入力の判定がシビアすぎる上に
ボタンを押す長さで弱・中・強を使い分ける必要があるので
思い通りに必殺技を出すのがめちゃくちゃ難しい。