プチメタ3.0

刺激を受けた物事に対する感想や考察、自己成長や資産運用、ゲーム作りに関することなど。


アーカムシリーズはバットマン好きにもゲーム好きにも最高の傑作


私はアメコミヒーローの中ではバットマンが一番好きなのだが、
そうなった要因が映画「バットマン ビギンズ」と
Xbox360時代にプレイしたゲーム「バットマン:アーカム・アサイラム」だ。


この「アーカム・アサイラム」は
特殊な能力を持つ凶暴な犯罪者の収容所を舞台に
バットマンが闇に潜みながら
任務をこなしていくアクションゲーム。




2009年に発売された作品だが、
これが素晴らしいクオリティであまりに評判がよく、
日本語化が待てずに北米版を取り寄せて英語のままプレイした。
その後発売された日本語版でももう一度プレイした。


その続編となる「アーカム・シティ」も完成度が高く、
さらに3作目となる「アーカム・ナイト」も見事なデキだった。
シリーズになるとたいていイマイチなものが混ざるが、
このアーカムシリーズは全3作とも傑作なのだ。


そんな3本が「アーカム・トリロジー」というセットで
Nintendo Switchで発売されたのだ。見過ごせるわけがない。




本作は一応ステルスゲームというジャンルに属するのだが、
単独ながら圧倒的に有利な状況で戦えるようになっており、
姿を隠したまま敵を排除していく様子が最高にバットマンっぽい。




敵が銃さえ持っていなければ
集団の前に堂々と現れて力でねじ伏せることもできる。
攻撃ボタンを押しているだけで
次々と鮮やかに敵を叩きのめしていく戦闘システムは
本作の特徴のひとつで、シンプルな割に奥が深い。




最後の1人にとどめを刺す重い一撃が最高に気持ちよく、
自分がどんどんバットマンと同化していくのを感じる。




バットマンらしいさまざまなガジェットも登場するが、
新しい装備が増えるたびに戦略が広がるとともに
探索できる場所も増えていくのがとにかく楽しい。




アドベンチャーゲームとしての要素もあり、
特殊な視界になる捜査モードで新たな情報を探していく。


正直、障害物の向こう側にいる敵が見えるのが便利すぎる上に
デメリットがほとんどないので
ずっとこの視界のままプレイしてしまうのが難点。
(2作目では両モードを使い分けるよう工夫されている)




映画に登場するような有名どころを中心に
たくさんの悪役(ヴィラン)が登場するのも嬉しい。
それぞれが個性的で敵ながらホレボレしてしまう。




バットマンの特徴をゲーム性にきっちり活かし、
その魅力を味わわせてくれるシリーズ。
未プレイのまま終わらせるのは惜しすぎる。
ゲーム好きにもバットマン好きにもぜひ体験して欲しい。

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