
もう20年近くも前の話になるが、
当時の教え子たちと学園祭で模擬店を出そうという話になった。
よく面倒を見ていた学生グループから誘われたのだ。
その後、何の店にしようかと相談をしているとき、
1人の学生が「ホットケーキミックスに
ジャガイモを絡めて揚げるとおいしい」と言い出した。
以前、そういう食べ方をしたことがあるらしい。
しかし、その学生の記憶がかなりあやふやだったので、
何度も作り直しながら一番おいしく仕上がるレシピを固めていった。
最終的に出来上がった完成品は
ホクホクしている上に甘くてしょっぱくて
試食したメンバーにもすごく好評だった。
もともと名前のないオリジナルの料理だったため、
思いついた単語の中で語呂のよかった「コペルニクス」と名付けた。
よくよく調べてみるとコペルニクスは天文学者だったので
丸い見た目を星に見立てたことする意味でもピッタリだった。
学園祭当日は紙コップに4~5個を入れて爪楊枝を刺し、
150円ほどの値段を付けたが、これがめちゃくちゃに売れた。
同じ人が何度も買いに来たし、評判を聞いた客が次々と訪れた。
作っても作ってもすぐに売れていくので
途中で手分けして材料を買いに行き、さらに作って売りまくった。
今でもたまに自宅で作るほど気に入っているのだが、
いろいろな人に食べてもらいたいので、ここでレシピを公開しておく。
作り方
材料(2~3人前)
- ジャガイモ4個
- ホットケーキミックス4枚分
- 卵1個(ホットケーキミックスの分量に従う)
- 水(牛乳の代わり)

1.
ジャガイモの皮を剥き、1.5cm幅で四角く切る。
だいたいの大きさになっていれば形は気にしなくてよい。

2.
切ったジャガイモを水の状態から茹でる。
沸騰してから10分経ったらザルにあげる。

3.
ボウルにホットケーキミックスと卵1個(粉の分量に従う)を入れて
水を少しずつ加えながら混ぜる。牛乳は入れない。
あとで水気のあるジャガイモが加わる関係で
あまり水は入れずにかなり濃い目に仕上げる。
粘り気があるので泡立て器や菜箸よりもしゃもじを使う方が楽。

4.
茹で上がったジャガイモを水分を軽く切った上で
ホットケーキミックスのボウルに入れ、
しゃもじで混ぜて適度に絡めていく。
ジャガイモはあまり潰さないよう注意。

5.
ジャガイモをホットケーキミックスごとスプーンですくい、
180度に熱した油に入れていく。
アメリカンドッグより少し濃い茶色になるまで2~3分ほど揚げる。
途中で箸で裏返す方が両面とも綺麗に色がつくが、
クルンとひっくり返ってしまうのであまり気にしなくていい。

6.
油からあげたらすぐに塩を振る(甘くして食べる場合も)。

7.
ケチャップやメイプルシロップなどをつけて食べる。
どちらにもすごく合うのが不思議。
安い材料しか使わない割に満足度が高いので
ぜひ試しに作ってみて欲しい。子供から大人まで万人にオススメ。