プチメタ3.0

刺激を受けた物事に対する感想や考察、資産運用や英語学習、自己成長に関することなど。


四苦八苦しながらシーマンと過ごした日記 ~中編~


前編からのつづき

その21

ギルマン同士の吸血により、
水槽の中のギルマンは7匹になった。


エサも食べるくせに吸血までするとは…。
これがシーマンの生態なのだろうか。
成長して大きくなったら私に襲い掛かってきたりしないだろうか。


シーマンが少し恐くなった。

その22

ギルマンといろいろ話してみる。


  「名前は?」
  『僕はシーマンだよー』


  「こんばんは」
  『こんばんは』


  「どうも」
  『どーもどーも』


  「うんこ」
  『うんこ、うんこ、うんこ、うんこ』


  「バカ!」
  『バカって、なに?』


  「アホ」
  『アホアホ』


まだ子供のせいか、反応が非常に単純だ。
くすぐるとキャハハハハとまるっきり子供の声で笑う。
人間の子供と同じで、長時間相手をするのは疲れる。


そうしているとギルマンが突然、


  『吸われてる』


と言い出した。


今、相手をしていたギルマンがしゃべったのではなさそうなので
水槽を見回してみる。すると再び、あの音が聞こえた。


ドックン、ドックン…。吸血行動だ。


吸われている方のギルマンの体がピクンピクンと動きながら
どんどん表情がなくなっていく。


また1匹、数が減った。

その23

気のせいか、透明だった体が少し濁ってきた気がする。
以前までは完全に向こう側が透けていたのに
若干、うろこのような模様が表面についてきた。


膨らんでいた腹の部分も少しずつ小さくなってきている。
魚らしい体つきになってきたのだ。
だんだんと成長しているということか。


しかしギルマンの吸血行動が止むことはなく、
1匹、また1匹、と数を減らしていく。


生存競争か。
こんなガラスの水槽の中で
生きるための戦いが繰り広げられているのか。


強いものだけが生き残るルール。


そして水槽の中は2匹だけになった。

その24

突然の変化があった。


今日、水槽をのぞいてみたら
シーマンの体つきが完全に魚になっているのだ。


体は透けることもなく、うろこで覆われていて
うっすらと模様がついている。
背びれができ、腹の下あたりにもひれができている。



しかし顔だけは人間のおっさんなのだ。
なんだか着ぐるみを着ているオヤジみたいだ。これぞシーマン。


ちょっと話しかけてみよう。


  「おはよう」
  『もう夜だぜ。
   あいさつぐらいちゃんとしろよ』


うおおおおおおぉぉぉぉぉ!!!
声がおっさんになっている!!!


しかも会話の反応がかなり生意気だ。


  「元気?」
  『普通』


  「暑い?」
  『別に暑くない』


  「シーマン」
  『はいはい。
   なんでございましょう』


ほほぅ。
ちょっと愛想がなくなっている。
声変わりが終わったので、ちょうど反抗期の頃か。


  「ピカチュウ」
  『やめろ!俺をそう呼ぶのは


やはり反抗期のようだ。

その25

  『おーい』


ん?


  『おーい。誰かいないのー?』


おお。
シーマンから話しかけてくるとは初めてだ。
なんだか嬉しい。


  『俺さ、いろいろ思い出してきたんだよ。
   昔さ、ジャン=ポール・ガゼーってフランス人が
   俺を育てようとしてたんだ。
   そいつが虫かごを作ってたはずなんだけど
   その中に俺の好きな幼虫がいたはずなんだよ。
   お前、ちょっと探してくれないか』


虫かご?
水槽と保管器しかないと思っていたが、虫かごなんてあるのか?


おお、あったあった。
確かに虫かごだ。



中には黄色い蝶の卵のようなものが4つ、



さらに植物の種のようなものが2つ入っている。


虫かごにはスプレーも用意されていた。
これを使えば虫かごの中に水を吹きかけられるようだ。


とりあえずスプレーで湿り気を与えた。

その26

次の日、種の方は発芽して緑の長い葉をつけていた。
先端につぼみのようなものがある。


卵の方もパリパリという音とともに孵り、
中からイモムシが出てきた。
やはり蝶の卵だったのか。



うわっ!!!
よく見ると、こいつにも顔がある!!相当気持ち悪い。


イモムシはクネクネと動きながら草に登り、
シャリシャリと音を立てて葉っぱを食べた。
4匹のイモムシにかじられて、葉っぱはどんどん穴だらけになっていく。


そしてイモムシはしっぽを震わせてキリキリと鳴いた。

その27

また今日もシーマンと話をする。


  『このソフト、まだ発売してから間もないのに
   お前、ずいぶんやり込んだな』


そりゃそうだ。
私はお前を息子のように大事に育ててるんだからな。


  『お前、これまであまり俺の世話をしてくれなかったよな。
   あん?ルーズな奴ってペットから嫌われるんだよね』


なんだと!!
毎日毎日、温度の調整や酸素の供給を世話してやってるのに
なんだ、その言い草は!!
私はそんな風に育てた覚えはないぞ!


  『腹へってきた』


文句があるのに注文だけはするのか!
くそー!思い上がりやがって!
食え食え。いくらでも食え。
食べ過ぎて死んでしまえ。


虫かごからイモムシをつかみ、水槽に落としてやると
すぐにシーマンが喰らいついた。


人面魚が人面イモムシを食べている。
おっさん vs おっさん。うげー。

その28

  『お前、男?女?どっち?』
  「男」
  『なんだ、つまんねぇ


なんだ、パパに向かってその言い方は!!
それに「お前」とはなんだ!
口の利き方がなってないぞ!


  『お前、干支は何どし?』
  「へび」
  『へび!?
   わはははははははは!
   芸術家タイプねぇ。不安なことが多いだろ』


なぜ「へびどし」で笑うのだ。
へびだといけないのか?
昭和52年はみんなへびどしだぞ。


  『お前ー、何歳?』
  「22歳」
  『22歳?』
  「はい」


  『で、何月生まれ?』
  「5月」


  『の、何日生まれ?』
  「4日」


  『誕生日が5月4日。
   ってことは星座はおうし座かー。
   お前、見かけによらず責任感や意志が強いんだな
   俺を育てるには向いてるかもな』


見かけによらず?
大きなお世話だ。

その29

  『お前ー、前に22歳って言ってたけど、
   ってことは学生か?』
  「いいえ」


  『じゃあ、働いてるのか』
  「はい」


  『仕事は何やってるわけ?』
  「(専門学校の)講師」
  『理容師?』
  「違う」


  『じゃ、なに?』
  「(じゃあ、)教師」
  『放送関係?』
  「全然違う」


  『仕事は何やってるわけ?』
  「(じゃあ、)先生」
  『え?』 ←この聞き返しがムカつく
  「せ・ん・せ・い」
  『なに?わかんねえよ』


もういい!!

その30

  『あのさー、前にも聞いたけど、
   お前、仕事は何やってんの?』
  「講師」
  『理容師?』


だめだ。やっぱり認識してくれない。
どう言えばわかってくれるのだ。


そうだ!!


  『お前、仕事は何やってんの?』
  「学校職員」 ←これでどうだ


  『へえー。学校の先生ですか。  ←やった!認識した
   先生って呼んでいいですか?』
  「はい」


  『冗談だよ。呼ばねえよ』 ←でもバカにされてる


ムカついたのでデコピンしてやる。


ピシッ!


  『いてっ!
   …謝れよ』


今度は機嫌を取るためにくすぐってみる。
コチョコチョコチョコチョ。


  『ほっほっほっほ。やめれ~』


なんか、シーマンに振り回されてる…。

その31

  『お前、もしかして結婚してる?』


最近はなぜか質問攻めだ。
そんなに私のことが知りたいのか。


  「いいえ」


  『独身?』
  「はい」


  『22歳だったよなぁ。
   ま、独身生活をエンジョイするにはいい歳だよな』


むぅ。妙に知った風な口を利くな。
卵から育ててやったのに、
なぜこんなに上に立たれているのだ。


  『彼女はいるのか?』
  「はい」
  『お、彼女いるんじゃねぇか。やるなぁ』


褒められた時までも上に立たれている気がする。


  『お前、血液型B型だろ』
  「いいえ」


  『じゃ、何型?』
  「AB型」


  『ABか。珍しいなぁ』


っていうか、「B型」だと思った理由を聞かせてくれ。

その32

ずっとシーマンに質問ばかりされていたので
今度はこっちから話しかけてみる。


  「名前欲しい?」
  『…よーし。今から俺に名前をつけさせてやろう。
   名前が決まったら「決まりました」と言うんだぞ』


なぜ敬語で言わなければならないのだ。
なぜそんなに偉そうなのだ。


うーむ。
何かいい名前ないかな…。


よーし、思いついたぞ。
「リンドバーグ」だ。
大空を駆け巡った偉大なる名前である。
泳いでいるものに飛ぶものの名前をつけるなんて
ちょっとおしゃれではないか。


  「決まりました」
  『じゃあ、今からその名前を3回言ってくれ。ハイ!』
  「リンドバーグ!」
  『…と言ったら名前を言うんだぞ


ってオイ!引っかけかい!!


  『ハイ』
  「リンドバーグ」


  『もう一回』
  「リンドバーグ」


  『もういっちょ』
  「リンドバーグ!」


  『よーし。覚えておいてやろう
   次から俺を呼ぶ時はその名前で呼べよ。
   忘れても俺は絶対に教えてやらないからな』


むむぅ。やはり高飛車な態度。
「リンドバーグ」なんて名前をつけたら
ますます態度がでかくなりそうだな。


名前をつけてあげたリンドバーグは
もう片方のシーマンとは違い、体の色が金色に変化した。


悪趣味だな

その33

今日もまた水槽をのぞく。もはや日課だ。


魚(うお)!!!じゃなくてうおぉぉっ!!
シーマンに足が生えている!!


そう言えば昨日、腹のあたりに
何かヒラヒラと細いものがくっついている気がしたのだが
あれは足だったのか。



生々しくて非常に気持ち悪い。
シーマンの泳ぎ方も尾びれではなく
バタ足を使ったような泳ぎ方に変わっている。


足が生えたということは、上陸するための進化をしているのか。
ついに水の中から上がってくるというのか。


そんなことを考えていると、
シーマンはこちらを向いてニヤリと笑った。

その34

水槽をのぞいたら、ずいぶん温度が下がっていた。
シーマンがピクピクしながら


  『凍え死んじまうでべそー』


とか言ってる。
ヒーターで水温を上げてやると


  『ふー、助かったー』


とか言いやがる。
シーマンならヒーターぐらい、自分でつけろってんだ。


虫かごの方を見てみると
今日もパリパリと人面イモムシが葉っぱを食べている。


ん?1匹が葉っぱの裏で動かなくなっている。
死んだのか?妙に体が硬くなっている。
体の色がどんどん茶色になっていく。
腐っているのだろうか。


いや違う。
サナギになったのだ。



っていうか、みのむし?

その35

またシーマンの方から話しかけてきた。


  『お前、元気か?』
  「はい」
  『そうか、そりゃよかったな』


なんだなんだ。
なぜ私の体調を気にするのだ。
いつも私が「元気?」って聞いてるから
今度はシーマンの方から聞いてきたというのか?


  『お前、最近「セガラリー」ってのにハマってるな』


うおっ!!
「シーマン」以外に遊んでいるゲームのことまでわかるのか。
なんでもお見通しってわけだな。
やるじゃねぇか。褒めてやるか。


  「カッコいい」
  『俺のこと好きになってきたな?
   「好き」って言ってみろよ


おいおい。
俺をテレさせてどうする。


虫かごの方を見てみる。
おおっっ!!サナギが孵りそうだ。
背中側が開いて、ゆっくり中身が出てくる。
いよいよ蝶の誕生か。


ゆっくりと羽を乾かし、やがて完全に変態を終えた。



ってオイ、だよ!!モスラだよ!!
蝶じゃなかったのかよ!!


しかも例によって顔がついてるよ!
やっぱり人面だよ!!


うわわわわわわっ!
飛び方が思いっきり蛾だ!
夜の自販機に止まってる奴だ!
「おつり」のとこに止まってて、
泣く泣くおつりをあきらめた思い出が蘇るーー!


そう思っていると、
イモムシがもう1匹サナギへと変わった。


うげげ…。

その36

ドックン、ドックン…。またあの音が聞こえる。
シーマンが吸血するときの音だ。
あと2匹しか残っていないのに、
これで1匹になってしまうのか!?


金色のリンドバーグの上に
もう1匹のシーマンがのっかっている。


ん?以前の吸血行動とは少し雰囲気が違う。
互いの頭の管をくっつけて
上のシーマンからリンドバーグに何かが送られてくる。
しかも2匹の顔がほころんでいる。
今まで吸血される方は生気を失ってたのに。


ひたすら何かが送られている。
「吸い取っている」というより「送られてくる」感じだ。


ドクン!


ひときわ大きな音が聞こえた後、


  『やることはやったぜ』


上にいたシーマンがそう言い残し、
笑顔のままゆっくりと腹を上に向けた。
そして水面へと浮かんでいく。


今まで何度も見た光景。
これは「死」だ。


水槽はリンドバーグ1匹になった。

その37

1匹になった寂しい水槽を覗く。


さっきのシーマンの行動、
吸血行動とは少し違うと思ったが、どうやら交尾だったようだ。
交尾をした後、オスの方は役目を終えて死んでいく。


ということはリンドバーグはメスだったのか!?
ずっとオスのイメージがあったのだが。聞いてみよう。


  「女?」
  『男……みたいなもの』


どういうことだ。
「男みたいなもの」とはなんだ。
男なのか?


  「男?」
  『シーマンに性別はない』


やはり性別はないのか?
交尾する時に一時的に性別が分かれるのだろうか。


  「オカマ?」
  『あーら、やだ。うふふっ』


オカマか。

その38

  『メシまだぁ?』


リンドバーグは1匹になっても
今までと変わらず、のほほんと泳いでエサをせびる。


虫かごからイモムシをつかんで水槽に入れてやると、
しっぽの方から丸呑みにした。


  『うまーい』


私を心配させまいと、わざと明るく振る舞っているのか。
口では幸せそうだが、その顔はやはり寂しげだ。


  「楽しい?」
  『楽しけりゃいいってもんじゃないだろ、人生は』


ピシャリとした答えが返ってきた。
そうだな。一番辛いのはお前だよな。


  「ごめん…」
  『わかりゃいいんだよ』


リンドバーグに説教された気持ちになった私は
手持ちぶさたに水槽の中で一番大きな岩を触ってみた。


そう言えば、まだシーマンがマッシュルーマーだった頃に
同じようにこの岩を触ったよな。


ほかの小さな岩は動かせるのだが、
この岩だけはグラグラと音を立てて揺れるだけで
動かすことができないのだ。


そんな私の行動を見ていたのか、
突然リンドバーグがつぶやいた。


  『この岩のけるとなんか起きそうだもんな』


興味深げに岩を眺めている。
しかし、そのうちスイと泳いでいった。


  『眩しいんだけど電気消してくれない?』


岩のことなどどうでもいいようにリンドバーグが言う。
そうだな。もう寝るか。


私は水槽のライトを消し、
そして自分の部屋の電気も消して、ゆっくりと寝入った。

その39

また今日もリンドバーグと2人っきりだ。
腹が減るとエサをせびり、温度が冷えると文句を言う。
こんな毎日がずっと続きそうだが、
いつかこいつも死んでしまうのだろうか。


リンドバーグと話をするのにも飽き、
昨日と同じように水槽の底にある大きな岩をいじくって遊んでいた。


ピクッ!
リンドバーグが何かに反応した。


私の触っていた岩をまじまじと見つめている。
そして何を思ったのか、ゆっくりと水槽の底に足をつき、
大きな胸びれで岩を支えながら足を踏ん張って押し始めたのだ。


水の中とは言え、岩はかなりの重さだ。
なんせ私が片手で動かそうとしても動かなかったのだから。


しかしリンドバーグはやめようとしない。
いやむしろ、より力を込めて岩を動かそうとしている。
後ろ足を滑らせながらジリジリと岩を押している。


動いている!
確かに動いている!
非常にゆっくりだが、リンドバーグは岩を動かしているのだ。


ある程度のところまで押すとズゴゴゴと音が聞こえてきた。
水槽全体から聞こえる音だ。
リンドバーグはすかさずその場を離れる。


なんだ、何が起きるんだ!?
音はさらに大きくなり、水槽の中心に渦ができ始めた。


水面が下がっている!水が減っているのだ。
まるで風呂の栓を抜いたかのように、
水槽の中は勢いよく渦巻きながら空になった。



リンドバーグ…。
リンドバーグはどこだ!?
水がなければ生きていけないんじゃないのか?


見回してみると…、いた!
水槽の底が深くなっている部分、そこにはまだ水が残っている。
栓よりも低いところにあるため水が抜けないのだ。


よかった。
リンドバーグとはこれからも一緒だ。

その40

  「元気?」
  『まあ元気だよ』


いつもの会話だ。


しかし、これからどうすると言うのだろう。
一応、水は残っているが、泳ぐ範囲としてはかなり狭い。
ほとんどの水が抜けた今となっては
酸素の調整も必要ないようだ。


ん?
リンドバーグが水の抜けた砂地をじっと見ている。


陸に上がりたいのか?
しかしお前は魚なのだ。
水の中だけの自由しか与えられていない。


が、その時パシャッと音を立てて
リンドバーグが水から上がった。
シーマン上陸!!
ついにシーマンは陸地へとその進化の一歩を踏み出したのだ。


  『ふぅーーー。うーーーーーーーーん。
   ふぅーーーー。うーーーーーーーん』


妙なうなり声を上げながら
足と前びれを上手に使って、ズリズリと歩いている。


  『ふぅーーー。うーーーーーーーーん。
   ふぅーーーー。うーーーーーーーん』


ずいぶんと苦しそうだ。
何やらイキんでいるようなのだが、
声がおっさんのため、聞いている方としてはかなり不快だ。


水槽の端っこまで行ったかと思うと、
ベシャッベシャッと中途半端に跳ねながら
今来た方へ体の向きを変える。


そして再びズリズリと歩き、水がたまっている手前で止まった。


  『ふぅーーー。うーーーーーーーーん。
   ふぅーーーー。うーーーーーーーん』


また気持ちの悪いうなり声を出している。


どうしたのだ。どこか悪くしたのか?
今朝のイモムシが当たったのか!?


するとリンドバーグは頭の上についている管をトロリと下ろし、
管の先からプニュリプニュリと次々に卵を産んでいく。


卵が6つ出てきたところで
リンドバーグがつぶやいた。


  『やっと産まれた。ありがとね』


そのまま体を少し横に倒してリンドバーグは動かなくなった。
顔はやすらかなまま固まっている。


息を引き取ったのだ。


リンドバーーーーーグーーーーー!!!


後編へつづく

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