


―――「数字であそぼ。」16巻より
就職活動は学生個人の活動なので
いつ始めてどんな風にやってもいいわけだが、
それだけに学校の課題や試験と違って
全員に共通する指示や〆切があるわけではない。
全員が初めて就活する初心者だからこそ
世の中の動きを素早く察知したり
必要な攻略法をうまく手に入れたりする情報戦が勝負になる。
何もしなくても情報を与えられて
周りがお膳立てしてくれることに慣れている者は
能動的に動かないと勝ち抜けない就活だと
気がついたら手遅れになっているだろう。
求職者より求人数の方が多い売り手市場とは言われるが、
それは待遇や業種を考慮しない総量の比較に過ぎず、
自分が望む働き方で満足いく収入を得ようとすれば
結局は熾烈な競争を勝ち抜いていくしかない。
金(学費)を払う立場のせいで優遇されていた「客」側の感覚を捨て、
能力を提供して金(給料)をもらうための限られた枠を
必死で奪いに行ける学生こそ勝てる世界なのだ。
